占いの実例
占いの実例


  実例 1  素敵すぎて、自分とは釣り合わないと思っていました。

 ある男子学生が、占って欲しいと言って3人の女性の名前を書いたが、全員に別々の円ができてしまった。
 「3人とも違うよ。他にだれかいないの?」
 彼はもう一人の名前を書いた。すると、なんと、その女性の名前と彼の名前は見事な円を描くではないか。
 「あらまあ!この人よ!どうして最初にこの人を書かなかったの?」
 「実は、一番素敵だと思っていたのは彼女だったんです。でも、彼女はあまりにも人気がありすぎて、自分とは到底釣り合わないと思ってました!」
 その後、彼は彼女ととてもうまく行っていて、見違えるように明るくなった。



  実例 2  相手を間違えたために自信喪失

 ある女子学生が、今つきあっている人とうまく行かないと言って、沈鬱な表情で相談に現れた。
 占ってみると、二人には別々の本当の相手がいた。
 (彼女の名前の周りにできた○の中を指差しながら)「ほら、ここにあなたの本当の相手がいるよ。この人の名前を書きなさい!」
 彼女は首をかしげながら、新しい紙に、自分の名前と何人かの男性の名前を書いた。
 すると、その中の一人が、彼女の本当の相手と判明した。
 「ほら、この人よ!」
 「えーっ!! 本当?? うそー!!」
 そう言いながら、彼女の顔がみるみる笑顔になっていく。
 部屋を出るときには、彼女はすっかり明るくなって、
 「とてもすっきりしました。今まで悩んでいたのがうそのよう…」
 と言いながら帰っていった。
 彼女のように、合わない相手と無理に合わせようとして、どんなに頑張ってもうまく行かず、それで自分はだめな人間だと思いこんで、自信を失って悩む人は非常に多い。
 実は、ただ、相手を間違えただけなのだ。



  実例 3  本当の相手は芸能人!

 研究室に集まった学生たちが、我も我もと占いを依頼してくるのに、それを横目で見ながら、 全く興味を示さないように見える女子学生がいた。
 「あなたには好きな人はいないの?」
 「いません。」
 「本当に、憧れている人とかも全然いないの?」
 「憧れの人はいますよ。でも、全く手の届かない芸能人です。私は、彼以外の男性には、全然魅力を感じないんです。」
 「へえー。そうなの!? でも、それなら、試しにその人と占ってみようか。どんな芸能人だって、本当の相手はいるんだから。」
 紙に書かれた名前を見ると、なるほど、日本人なら知らない人はいないほどの超有名人だ。

 そして、占いの結果は、なんと○!!
 
 「あらまあ!彼はあなたの本当の相手よ!」
 「えっ!? 本当ですか!?」
 「そうよ。でも、これから大変だわね。彼はあなたを知らなくて、あなたは彼を知っているのだから、あなたから動くしかないのよ。」

 彼女はなかなか一歩が踏み出せず苦戦している。
 でも、本当の相手が誰だか知ってしまったからには、怖がって自分を抑えていたら、ますますつらくなるばかりだ。
 勇気を振り絞って、一歩踏み出しなさいよ。そのために占ってあげたんだからね。



  実例 4  婚約者は本当の相手ではなかった

 韓国で親友と久しぶりに再会し、占いの話をしたら、彼は自分もやって欲しいと自分と二人の女性の名前を書いた。
 残念ながら結果はふたりとも×! ところがなんと、彼はそのうちの一人ともうすぐ結婚する予定なのだという。
 ならばこのままでは終われないと、彼に思いつく限りの女性の名前を書いてもらって、もう一度占ってみた。すると、その中の一人が彼の本当の相手と判明した。
 彼は最初「意外だ!」と驚いていた。けれども、しばらく考えてから、こうも言った。
 「今まで出会った女性の中で、この人が一番自分のことを愛してくれるのは確かだ…」
 すると、彼は携帯電話でどこかに電話を始めた。なんと、彼の婚約者にこのことを話すのだという。そして、彼女の周辺にいる男性たちの名前を聞き出してきた。
「婚約者も占ってみてください。」
 幸いなことに、その中に彼女の本当の相手がいた! するとまた彼は彼女に電話をして、そのことを報告。彼女の反応は「無言」だったそうだ。



  実例 5  韓国編その2 恩返し

 上の占いを目撃したもう一人の壮年の友人が、では僕も、と妻を含む4人の女性の名前を書いた。
 私が、そのうちの一人(妻ではない)が本当の相手だと告げると、彼は大変喜んだ。
 「妻とはもう完全に終わっているんです。この人は、最近出会った人なのですが、 本当に素晴らしい仕事のバートナーになれそうな人なんですよ。いやあ、こんなにうれしいことはありませんね!」
 私はその人にいつもお世話になりっぱなしで、いつか恩返しがしたいと思っていたのだが、 彼はこれ以上の恩返しはないと喜んでくれた。
 よかった!



  実例 6  韓国編その3 男子学生と女子学生の反応の違い

 上の話を韓国ゼミ旅行中の学生たちにしたら、男子学生はみんな怖がって、
「俺は絶対やらないぞ!お前がやれ!」
 と、口々に他の人に押しつけようとした。けれども結局全員がやることになった。
 だいたいみんな6人ずつの女性の名前を書いて占ったところ、全員の本当の相手を見つけることに成功した。けれども、ほとんどみんな 今付き合っている彼女ではなく、幼なじみとか元カノという結果であった。
 男子学生たちの反応は、みんなほぼ同じ。
「やべー。やべー。」と叫びながら、頭を抱えて転げ回る、というもの。
 それに引き替え、女子学生はやっぱり正直だ。占うのがとても怖い、と言いながら、 自分が本命と信じるたった一人の男性の名前を書いてきた。
 結果は○。それを見た彼女たちは感激のあまり泣き出してしまった。
 よかったね!



  実例 7  人気者のB君

 オーストラリアから来たまれに見る美少年のB君が、しばらくうちにホームステイをしていた。 占いの話をしたら、素直に何人かの名前を書いてくれた。
 私がそのうちの一人に○をすると、彼の顔がぱっと明るくなり、同時にぽっと赤くなった。なんてかわいいんでしょう!
 数日後、彼は彼女を私に紹介してくれた。
 彼が日本を発つ日、彼に会わせたくてゼミ生を二人連れて成田に彼を見送りに行ったら、見送りに来ていた女子高校生の中に、 彼の熱烈なファンがいた。
 彼女が「私はB君と結婚したい。」と言うので、私は思わず「それは無理よ!」と断言してしまった。
 「どうしてですか?」 と彼女は心外な表情。
 それで、私が占いの話をしたら、彼女も私に占って欲しいという。彼女はB君も含めて、何人かの男性の名前を書いたが、 私が○をしたのは、B君ではなかった。
 ところが彼女もまた、「えーっ!うそ!」と言いつつ、表情は非常に明るい。
 「彼ならいいわ!」
 それを見ていた彼女の友達が、「私もやって欲しい。」と言って、何人かの名前を書いた。
 私がそのうちの一人に○をすると、彼女も「信じられない!」と驚いた表情。どうやら、その人は結構有名なミュージシャンらしい。
 すると、そこに居合わせた私のゼミ生の一人が突然、
 「俺、彼と話したことあるよ。」
 「えーっ!本当ですか!?」
と、そこで話の花が咲く。物事がとてもいい流れに乗ってスムーズに進んでいる感じだ。やはり縁があるのだな。 
 B君も、彼女たちの本当の相手が見つかったことをとても喜んでくれた。
 というわけで、みんなが自分の本当の相手を知ったことによって、大切な友情が壊れずに、無事にB君を見送ることができたのです。
 本当によかった!



  実例 8  金正日

 金正日の本当の相手を占ってみた。
 結果は成恵琳。
 彼女は金正日より5才年上で、彼に出会ったとき既に結婚しており、子どももいたが、離婚して彼と暮らし始め、金正男を生んだ。
 けれども、金日成に結婚を認められなかったため、常に日陰の身であった。
 金日成は金正日をキムヨンスクと正式に結婚させ、成恵琳は精神を病んでしまう。
 1974年にはモスクワに移り、療養していたが、2002年の5月に病死した。

 「権力や金に対する執着」と、「本当の相手」は相容れないものである。
 金正日が、「本当の相手」ではなく、「権力」を選んだとき、彼は自分の本当の幸せをも封印してしまった。 
 だから、他人がどんなに不幸になろうと意に介さないのだ。
 彼はきっと、こう思っているのだろう。
 「人民は食べ物に飢えているのかもしれないが、俺は愛に飢えているんだ。その方がもっと不幸なんだ!」
 と。

 以下の記事を参照してください。
 金正日総書記の家族と後継図
 「金総書記の先妻」成恵琳氏、5月に死亡 



  実例 9   大っ嫌い!

 2006年11月10日
 本日占いの依頼に訪れた3人親子。

 長女は、30人くらいの男性の名前を書き並べた末に、やっとみつかった。
反応は…「えーっ!絶対嫌!この人、大っ嫌いなんです。」

 次女は、10人目くらいでみつかった。
「幼なじみで、ケンカばっかりしてた。でも…ちょっと嬉しいかも!」

 母親は、占いをするのが怖いと抵抗していたが、最後に促されて、夫の名前を書いた。
結果は○!
そのとたん、二人の娘が感激の涙。

 すると、長女が、「大っ嫌い」な人について語り始めた。その人のことを実によく知っている。思い切り悪口を並べて、嫌だ嫌だと言っていたが、そのうち、「でも、よく考えたら、良いところもあるかも…」 最後には、明るい笑顔になって、
「今度是非彼を連れてきますね!」
と、3人ともとても幸せそうな顔で去っていった。

 彼女の表情の変化は、本当に漫才みたいで、見ている側は思う存分楽しませてもらいました(失礼!)。

 嫌い嫌いも好きのうち、ですよ。 




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