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答え

答えは、自分と敵対している存在と相補関係(互いに補い合う関係)になることである。

自分と敵対しているということは、すなわち正反対であるということである。それはつまり、自分が苦手としていることは相手が得意で、逆に相手が苦手なことは自分が得意であるということだ。つまり、二人は完璧に補い合える関係にある。だから、この二人が互いに協力する気にさえなれば、世の中に不可能なことはなくなる。

たとえば、有用微生物群(EM)を例に挙げよう。

EM の中には、好気姓(空気が好きな)微生物と嫌気性(空気が嫌いな)微生物が共存している。正反対の性質を持った2種類の微生物は、最初は狭い空間の中で互いにけんかをするが、それでは共倒れになってしまうのて、しかたなく共存を始めるのである。具体的には、好気性微生物の排泄物(空気なし)を嫌気性微生物が食べ、嫌気性微生物の排泄物(空気あり)を好気性微生物が食べる、というやり方である。お互いにとって苦手なものを相手が喜んで食べてくれるので、これほど幸せなことはない。そこからとても良いエネルギーが生まれるので、EMは農産物の増産や環境浄化に絶大な力を発揮する。それは、敗者を作らず、すべての人を幸せにするエネルギーである。

考えてみれば、実に簡単なことなのだが、今まで敵対していた関係からいきなり相補関係に移行するのは、容易なことではない。その原因は、互いに「自分の敵には、決して弱みを見せようとしない」ことにある。人は、自分の弱みは自分にとっての欠点であると思っている。だから、それを他人には見せたくないと思ってしまう。それが自分の敵であればなおさらである。

けれども、敵に弱みを見せなければ、自分と敵とが互いに補い合える関係にあることがわからない。ましてや、自分の弱みを敵が助けてくれることによって、自分も敵も、本当に幸せになれることなど、気付くわけがない。

また、自分の弱みをさらけ出すことが、すべての問題の解決であることを知ったとき、自分の弱みは「欠点」ではなく、必要不可欠なものであったことを知る。なぜならば、自分の弱みこそが相手を幸せにできるからである。それは、「自分」という存在に対する究極の自信につながる。よって、

人生のあらゆる行き詰まりを打開するための答えは、
自分の最大の敵に自分の最悪の弱みをさらけ出すこと
これにつきる。

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