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恋占い

私の特技は恋占いである。紙に占いたい二人の名前を書いて、その二人の間にエネルギーが通っているかどうかを見るのだ。二人が正しく調和していれば(本当の相手ならば)、二人の名前を囲む○ができ、二人が合っていなければ、それぞれの名前の外側に別々の○ができる(二人の本当の相手は別にいる)のである。

どうしてこのような占いができるようになったのかは、実はよくわからない。きっかけは、1992年から93年にかけて、体調を崩して死にかけたとき、韓国のある気功師が遠隔治療をしてくれたことにある。そのとき韓国の気功師は紙に赤と青のボールペンで渦巻き状の模様を描いて、それを私の友人に託した。友人はそれを持って私の所にやってきて、「この紙から気のエネルギーが出ているから、手をかざしてそれを感じてみろ。」と言った。実際に手をかざしてみると、なんと突然心の奥から笑いがこみ上げてきた。私は転げ回ってげらげら笑い、数ヶ月間、病院に行っても一向に良くならなかった体が、一瞬にして治ってしまったのである。

後に韓国に行ってその気功師に会ったときに、彼はこのように言った。

「気のエネルギーを使って、占いをすることもできますよ。虚空にはすべての情報がつまっているのです。気を使ってそれを引き出すことができるのです。紙にYesとNoを書き、赤か青のボールペンを持って心の中で質問をすれば、手が自然に動き出してどちらかに○をしてくれますよ。」

93年の終わりに再び行きづまってしまったとき、私はふとその占いのことを思い出して試してみた。
「月原さんに会えるでしょうか?」
ボールペンは自然に動き出し、迷わずYesに○を書いた。
私は驚き、もう一度訊いてみた。
「すぐに会えますか。」
「Yes」

あまりにもはっきりと答えが出たので、私はすっかり安心してしまった。

私が月原にばったり会ったのは、その日の夕刻、表参道の交差点近く、当時講師をしていた青山学院大学の前であった。それは奇しくも私の誕生日だった…

それがきっかけで、私は相性占いもやってみるようになった。その方法は、気功師の紙を持ってきてくれた友人がやっていたのを見よう見まねで真似たものだ。紙に二人の名前を書き、ポールペンを持ち、韓国語で「相性(宮合)を見ます。」と念じる。心を無にして、ボールペンが勝手に動き出すのを待つ… ここで大切なのは、心を無にするということである。自分の先入観や、思いこみで手を動かさないように注意しなければならない。それさえできれば、この占いは誰にでもできるはずである。

ただ、調子に乗って何でもやたらに占いに頼ったり、試したりするものではない。それでは確実に精度も落ちてしまう。占いとは、本当に行きづまったとき、覚悟を決めてやるものなのだ。

ところで「虚空から情報を引き出す」とは、どういうことなのか。果たして本当に虚空から情報を引き出すことなどできるのか。

このことを考えるためには、「部分と全体の関係」について考察する必要がある。我々は普通、部分は全体の一部であると考えているが、実は部分もまた、全体を包含しているのである。その一例が、人体の細胞に含まれるDNAだ。細胞は人体のほんの一部分であるにもかかわらず、人体すべての情報を含んでいるのである。(これについては、実体と「名付け」の間隙も参照してください。)

このように、いかなる部分であっても常に全体を包含しているのだとすれば、宇宙のどの部分であっても、宇宙全体の情報を包含しているということになる。つまり、今、ここに、自分の目の前に、宇宙のすべての情報があるというわけだ。

だとすれば、どうすればそれを引き出せるのだろうか。

そのためにはまず、非常に感度のいいアンテナにならなければならない。ここで大切なのは、やはり「無心」になることだ。余計な情報はかえってアンテナの感度を悪くする。人は真実を知るために、たくさんの知識や情報を集めようとするが、実はそれらがアンテナの感度を鈍らせる最大の原因なのである。なぜなら、世の中の知識や情報というものは、すべて「一面的」だからだ。すべての視点から見た、完璧に客観的な情報などというものはあり得ない。だから、極論すればそれらはすべて偏見でしかない。それらがアンテナの精度を狂わせる。

私の息子は、5才くらいまでは、完璧な精度のアンテナを持っていて、未知の外国語を理解したり、未来を予知したり、天気を当てたりして大人たちを仰天させていた。けれども、学校に行くようになってからはアンテナの精度が鈍ってしまった。教育とはどうあるべきかをつくづく考えさせられてしまう。

2006.3.5

恋占い(本当の相手)(2006.6.14)
占いの実例(2006.11.10)

追記:占いは2007年3月7日をもって終了しました

お知らせ:占いを再開します(2011/11/4)

お知らせ:占いは終了しました

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